一味違う毎日に。 料理にはスパイスを。日常にはスペインを。

スペインニュース

なかなか聞かない「スペインニュース」をあなたに。留学生ジャーナル。

バルセロナでヨーロッパ最大の難民支持デモ

ニュース・ソース:El diario.es 2018年2月18日記事

Barcelona acoge la manifestación "más grande de Europa" a favor de los refugiados

統計団体によると50万人、バルセロナ警察当局は16万人が参加と報道した

難民受け入れを要請するデモがバルセロナで18日行われた。

Casa nostra, casa vostra(私たちの家、あなたたちの家)というプラットフォームが

1万5千人が参加したPalau Sant Jordiでのコンサートの後にこのデモ行進を指揮した。

デモ行進内は3つのセクションに分かれており、

1.難民、移民と屋台商人の人民労働組合(Sindicato Popular de Vendedores Ambulantes)

2."No más muertos, abramos fronteras!"(死者はもうたくさん、国境を開けよう!)と掲げる移民をテーマにした活動をしている団体

3.”Catalunya, tierra de acogida”(カタルーニャは難民を歓迎する土地)と掲げた市民社会団体

らが参加した。

f:id:spainnewsjp:20170219190217p:plain
Casa nostra, casa vostra団体の行進の様子

労働組合(1.)のAziz Faye代表は

「私たち、移民や難民はもうここバルセロナにいるが、生き残ることに困難を抱え続けている。私たちは道におり、政治的迫害やCIE(Centro de Internamiento Extranjero、外国人抑留センター)に入る危険を抱えている」と説明した。

つまり、このデモはこれから来るであろう難民、移民と今もう現在到着した人々どちらもを対象に行われた。

f:id:spainnewsjp:20170219191255p:plain

上記写真右のアダ・コラウ バルセロナ市長は

バルセロナを「団結、また人権擁護の都市」と定義し、「現在の政治は私たち多くの市民を代表していない。私たちは移民や難民を歓迎したい、そしてそれを多くの量とよりよい質をもって行いたい。人々が地中海の国境で命を落とさない安全な道を確保しなくてはならない」とヨーロッパに向けてメッセージを送った。